辺野古の海でいま起きていること - あつまれ辺野古!
8.4海上大行動。44艇のカヌーと8隻の抗議船で海へ出た。工事を一分でも一秒でも止めたい。
対峙する海保は数えられただけでもGBボート20艇以上、ざっと百数十名。
本来海を守るべき屈強な海の男たちが、外国の軍事基地建設のための海の破壊に手を貸している。異常な光景。
建設中の新基地の巨大さに、改めて驚愕する。何物も寄せ付けないコンクリートの壁で海が仕切られ、いのちの海は見る影もない。どうやら、人類はとんでもない事をしでかしてしまったようだ。取り返しはつくのだろうか。
護岸工事現場に米兵が現れた。憲兵隊を引き連れ視察に訪れたようだ。送迎車両には、海兵隊司令部所在地である"camp butler"との表示が。将校クラスだろうか。
憲兵が埋め立て予定区域を指差しながら解説している様子が見える。「ご安心下さい、基地建設は滞りなく進んでおります」―そんな声が聞こえてきそうだ。
屈辱的だ。日本は独立国といえるのだろうか。沖縄は一体何なんだ。海保の諸君、あなた方は一体何を何から守っているのか。毎日壊されていく海を見て何を思う?
この間にも、次々に投入される巨石。カヌーメンバーは海保に拘束されこの残酷な光景をただ見守るしかない。
波に揺られながら考えた。海を壊すのが人間なら、海を護るのもまた人間だ。戦争を始めるのが人間なら、平和を作るのも人間だ。
必ず止められる。知恵を絞り、この愚行を止める方法を探したい。
さあ、今日から連続大行動。まずは現場へ。この現実を一人でも多くの人たちに知ってもらいたい。そして一緒に考えましょう。
あつまれ辺野古!