「あつまれ辺野古」1日目
辺野古埋め立てに使う土砂は本部(もとぶ)町塩川港から海路で搬出される。8月17日以降はここでのたたかいが非常に重要になってくる。今日はおよそ100名の仲間が早朝から結集し土砂の積み出し阻止に備えた。
いつも大量に配置される防衛局員が、今日はいつまで経っても現れない。
これは…搬出なしだ。当面必要な土砂は既に積み出された後なのか、それとも阻止行動の成果なのかは分からないが…とにかく安堵。
港にはミジュンの群れが回ってきた。
山も海もため息の出るような朝の港の、のどかな風景。結局、朝の土砂搬出作業はなかった。
塩川港での行動を終えた後の方針を参加者全員で話し合った。
この運動にリーダーはいない。一人ひとりが主体的に考え動く、権力からすれば最も厄介な存在だ。話し合いの結果、防衛局が要求している聴聞延期を拒否するよう県庁に求める行動へと移ることに。本部町から那覇へ大移動開始!
一方キャンプシュワブゲート前の気温は、朝9:00の時点で37度を突破。
じりじりと焼け付く日差しに耐え、工事車両の搬入に備える。
目の見えない奥さんの手を引いてゲート前に来る男性は、いつもトイレ送迎呼びかけなどの裏方作業を黙々とこなしている。
炎天下のもと座り込みは続く。
今日はゲート前、海上行動、塩川港(土砂搬出阻止)、沖縄県庁(防衛局聴聞延期拒否を求める行動)、国道事務所(ゲート前仮設柵への抗議)と複数の現場で行動が繰り広げられた。そして工事車両の搬入はなし!何よりです。
塩川港から県庁へ向かった仲間から嬉しい報告。
防衛局が要求していた埋め立て承認撤回に伴う聴聞延期を県が拒否と。予定通り9日に聴聞が行われる。やった!
夕方のニュースでも報道されました。