5月24日 塩川港・辺野古埋め立て土砂搬出への抗議
先日(21日)の搬出強行時における申請区域外の封鎖行為や過剰警備について県港湾課長が謝罪、北部土木事務所から厳重注意を受けた防衛局。そんなことすら意に介さず、またもや警備員を大量動員し搬出を強行した。
前回と同様、警備員や防衛局職員がネットを持ち抗議する市民を排除。まるで動物を追い込むかのようにネットで囲い込む警備員も(警備業法違反の可能性がある)。防衛局員も時に手を貸し黙認する。県の指導や注意などどこ吹く風と言わんばかり。
現場では早朝から駆け付けた約30名の市民が身体を張って抵抗を継続。背丈の倍ほどもある巨大なダンプカーに立ち向かい、違法な工事に加担しないよう説得した。台船に積み込まれた土砂は前回の181台より少ない166台分となった。
防衛局による港湾の独占的使用により他の工事のための港の使用に大きな支障が出ている。現に、他のバースの石材運搬船に運び込むダンプが長時間にわたって立ち往生するなどの実害も。
公共の港湾を防衛局が占拠するような状況が常態化するとすれば大きな問題だ。一か月ごとに更新される使用申請の不許可などを県や町に求めていくことも検討しなければならない。