智慧と行動で工事を止める
本日の辺野古、キャンプ・シュワブ。
完全遵法の安全運転ドライブ抗議行動、通称「GoGoドライブ」の効果もあり、9:30搬入のダンプ65台のうち、2度目(12:30)の搬入に来たのは14台。65 - 14 = 51台減、という結果に。
智慧を絞り行動を起こすことで、海を殺す土砂を確実に減らすことができる。
タカラ鉄美「憲法と沖縄」講演会のお知らせ
7月参院選出馬予定の高良鉄美(タカラてつみ)さんを名護にお迎えし、お話を伺います。
沖縄への基地集中、そして知事選や県民投票で示された民意を顧みない新基地建設強行。これは日本国憲法に明記された「基本的人権の尊重」「平和主義」「民主主義」「地方自治」の原理を侵害するものです。復帰前から現在までの沖縄と憲法の歴史を振り返りつつ、憲法学者ならではの分かりやすいそして鋭い指摘を期待しています。
~タカラ鉄美 講演の集い「憲法と沖縄」~
〇6月16日(日)午後4時~6時
〇名護市港区公民館
〇入場無料
〇ゲスト:屋良朝博(ヤラともひろ・衆議院議員)
〇主催:タカラ鉄美講演の集い実行委員会
5月24日 塩川港・辺野古埋め立て土砂搬出への抗議
先日(21日)の搬出強行時における申請区域外の封鎖行為や過剰警備について県港湾課長が謝罪、北部土木事務所から厳重注意を受けた防衛局。そんなことすら意に介さず、またもや警備員を大量動員し搬出を強行した。
前回と同様、警備員や防衛局職員がネットを持ち抗議する市民を排除。まるで動物を追い込むかのようにネットで囲い込む警備員も(警備業法違反の可能性がある)。防衛局員も時に手を貸し黙認する。県の指導や注意などどこ吹く風と言わんばかり。
現場では早朝から駆け付けた約30名の市民が身体を張って抵抗を継続。背丈の倍ほどもある巨大なダンプカーに立ち向かい、違法な工事に加担しないよう説得した。台船に積み込まれた土砂は前回の181台より少ない166台分となった。
防衛局による港湾の独占的使用により他の工事のための港の使用に大きな支障が出ている。現に、他のバースの石材運搬船に運び込むダンプが長時間にわたって立ち往生するなどの実害も。
公共の港湾を防衛局が占拠するような状況が常態化するとすれば大きな問題だ。一か月ごとに更新される使用申請の不許可などを県や町に求めていくことも検討しなければならない。
5月21日 塩川港より辺野古埋め立て土砂の搬出強行再び
新区域への土砂投入阻止!琉球セメント安和桟橋集中行動
大浦湾でジュゴンに出会ったことのあるダイバーの方も参加。ジュゴンの写真を胸に抗議行動する人々を見守り続けた。
鉄血勤王隊の生き残りの古堅実吉さん(90歳)からは、いつものバナナの差し入れがあった。
不屈の直接行動は続く。
5分、10分…。少しでも工事を遅らせたい。毎日のこの繰り返しと積み重ねが、20年間経った今でも基地が完成していないという結果に直結している。あきらめる訳にはいかない。
集中行動前半3日間に搬入されたダンプの台数は以下の通り。
月:420台
火:409台
水:233台
通常ならば1日あたり600台が搬入される。つまり、3日間で738台を阻止したことになる。これは運搬船4隻分に相当する。現場での行動は着実に効果を上げている。
3月後半、あつまれ辺野古!
今週末から来週にかけて、大きな抗議行動・選挙関連イベントが続きます。
世界中から「あつまれ辺野古」!
ぜひご注目・ご参加を!
▶3月16日(土)土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める3.16県民大会
那覇市新都心公園にて一万人規模の集会。県民投票で明らかになった辺野古新基地建設反対の民意を改めて示しましょう。
▶3月17日(日)ヤラとも(屋良朝博)青年会トークセッション
4月21日投開票、衆院沖縄3区補選予定候補・屋良朝博さん(ヤラとも!)に市民の声を届けるトークセッションを次世代有志グループが企画。第一弾は名護市、その後うるま市、沖縄市でも開催予定!
▶3月18日(月)~3月23日(土)琉球セメント安和桟橋 GoGoドライブ!連続大行動
県民投票の圧倒的結果を踏み潰し、政府は3月25日より新たな区域への土砂投入を始めようとしています。これを受け「あつまれ辺野古」ではこれまでにない大行動を計画。車を利用しての1週間連続の抗議行動を展開します。車を運転できる人ならだれでも参加可能です。全て順法での行動ですので、ぜひお気軽にご参加を。
▶3月25日(月)STOP!土砂投入 3・25海上大行動
3月25日辺野古の浜に近い護岸で囲われた埋立て区域②エリアに新たに土砂投入が予定されています。現地の海上からみんなで直接抗議し、土砂投入を止めましょう!カヌー・船の参加希望者はお早めにお申し込みください。
▶最新の工事進捗状況(3月11日撮影)
2.6(水) 琉球セメント安和桟橋集中行動
背丈の倍以上もある巨大なダンプカーに立ちはだかる人たち。身体を張ってでも工事を止めたい。我々はあきらめない。
カミソリ有刺鉄線。抗う沖縄への敵意。
警備員に語り掛ける宗教者。
延々続くダンプの車列。民をなぎ倒しねじ込まれる鉄の塊に、戦争の足音を聞く。
土砂運搬船に取り付き離岸を食い止めるカヌーメンバー。陸と海が連携することで阻止行動は最大の効果を上げる。
「我々は微力ではあるが、決して無力ではない」
粘り強い非暴力の阻止行動が功を奏し、通常ならば3隻の搬出が見込まれるところを2隻に抑えることができた。全世界の皆さん、ぜひ琉球セメント安和桟橋水曜日集中行動へご参加下さい!