5月21日 塩川港より辺野古埋め立て土砂の搬出強行再び
新区域への土砂投入阻止!琉球セメント安和桟橋集中行動
大浦湾でジュゴンに出会ったことのあるダイバーの方も参加。ジュゴンの写真を胸に抗議行動する人々を見守り続けた。
鉄血勤王隊の生き残りの古堅実吉さん(90歳)からは、いつものバナナの差し入れがあった。
不屈の直接行動は続く。
5分、10分…。少しでも工事を遅らせたい。毎日のこの繰り返しと積み重ねが、20年間経った今でも基地が完成していないという結果に直結している。あきらめる訳にはいかない。
集中行動前半3日間に搬入されたダンプの台数は以下の通り。
月:420台
火:409台
水:233台
通常ならば1日あたり600台が搬入される。つまり、3日間で738台を阻止したことになる。これは運搬船4隻分に相当する。現場での行動は着実に効果を上げている。
3月後半、あつまれ辺野古!
今週末から来週にかけて、大きな抗議行動・選挙関連イベントが続きます。
世界中から「あつまれ辺野古」!
ぜひご注目・ご参加を!
▶3月16日(土)土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める3.16県民大会
那覇市新都心公園にて一万人規模の集会。県民投票で明らかになった辺野古新基地建設反対の民意を改めて示しましょう。
▶3月17日(日)ヤラとも(屋良朝博)青年会トークセッション
4月21日投開票、衆院沖縄3区補選予定候補・屋良朝博さん(ヤラとも!)に市民の声を届けるトークセッションを次世代有志グループが企画。第一弾は名護市、その後うるま市、沖縄市でも開催予定!
▶3月18日(月)~3月23日(土)琉球セメント安和桟橋 GoGoドライブ!連続大行動
県民投票の圧倒的結果を踏み潰し、政府は3月25日より新たな区域への土砂投入を始めようとしています。これを受け「あつまれ辺野古」ではこれまでにない大行動を計画。車を利用しての1週間連続の抗議行動を展開します。車を運転できる人ならだれでも参加可能です。全て順法での行動ですので、ぜひお気軽にご参加を。
▶3月25日(月)STOP!土砂投入 3・25海上大行動
3月25日辺野古の浜に近い護岸で囲われた埋立て区域②エリアに新たに土砂投入が予定されています。現地の海上からみんなで直接抗議し、土砂投入を止めましょう!カヌー・船の参加希望者はお早めにお申し込みください。
▶最新の工事進捗状況(3月11日撮影)
2.6(水) 琉球セメント安和桟橋集中行動
背丈の倍以上もある巨大なダンプカーに立ちはだかる人たち。身体を張ってでも工事を止めたい。我々はあきらめない。
カミソリ有刺鉄線。抗う沖縄への敵意。
警備員に語り掛ける宗教者。
延々続くダンプの車列。民をなぎ倒しねじ込まれる鉄の塊に、戦争の足音を聞く。
土砂運搬船に取り付き離岸を食い止めるカヌーメンバー。陸と海が連携することで阻止行動は最大の効果を上げる。
「我々は微力ではあるが、決して無力ではない」
粘り強い非暴力の阻止行動が功を奏し、通常ならば3隻の搬出が見込まれるところを2隻に抑えることができた。全世界の皆さん、ぜひ琉球セメント安和桟橋水曜日集中行動へご参加下さい!
1.30(水) 琉球セメント安和桟橋集中行動
毎週水曜の集中行動。本日も桟橋前に多くの市民が結集した。回を重ねるたびに参加者は増え、いよいよ本気で止められるかもしれないという希望が見えてきた。本日も大幅にダンプの搬入台数を減らすことができた。粘り強い行動が着実に成果を上げている。
桟橋入口・出口での同時行動により、桟橋敷地内でダンプが立ち往生する様子もしばしば見られた。本来ならば県民のための施設が、アメリカの戦争のための基地建設に使われている。しかも、あらゆる手続きと法と反対の声を無視して。強行される違法な工事。水際で止めるしかない。
桟橋へ、赤土混じりの粗悪な土砂が次々と搬入されてくる。品質基準を満たす土砂を調達できなかった採石業者に対し、防衛省は文書を改ざんし粗悪な赤土を埋め立てに使用することを許可した。しかも相場の数倍の発注価格で。これは東京新聞等で既報の通りである。
陸と海での取り組みが連携することでさらに阻止行動は効果を上げる。まだまだ冷え込む日々。海保にカヌーを引っ繰り返されながらも運搬船にしがみつくカヌーメンバーに、心からエールを送りたい。
琉球セメント安和桟橋。ここが唯一の、埋め立て用土砂の出口です。ここを止めれば埋め立てが止まります。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
琉球セメント安和桟橋 水曜集中行動
1月23日、毎週水曜の琉球セメント安和桟橋集中行動日。桟橋前には多くの市民が集まり違法な土砂積み出しに対し抗議を行った。
粘り強い抗議行動によりダンプは入るに入れず出るに出られず、ヤード内に車両が溢れ身動きが取れない状況に。何も行動を起こさなければ搬入は極めてスムーズに行われ、埋め立て土砂は次々と運搬船へ積み込まれたはずだ。抗議行動は着実に成果を上げている。
本日は海上でも阻止行動が取り組まれた。カヌーチームが身体を張って土砂運搬船の離岸を食い止めた。冷たい冬の海で巨大な船と対峙するカヌーメンバーに、陸地からも声援を送る。
相変わらず、桟橋へ運び込まれているのは赤土混じりの粗悪な土砂である。防衛局はこの土砂を相場の数倍の価格で採石業者に発注している。利権か利益誘導か。全く納税者を馬鹿にした話だ。
ダンプカーが通過するたび、国道に粉塵が巻き上がる。搬入開始からものの一時間であたり一面は真っ白になる。右折車線にダンプがずらりと連なる様子はどう見ても異常だ。本部町や美ら海水族館へ向かう観光客はこの光景を見てどう感じるのだろうか。
高江ヘリパッド関連工事再開、抗議と説得行動
2019.1.15 高江
昨年12月、辺野古土砂投入のどさくさに紛れ再開された北部訓練場新ヘリパッド関連工事。現在も1日あたり50台前後の工事車両がやんばるの森深くへ資材を運び入れ、米軍のための基地建設を進めている。
辺野古や他の基地建設現場と同様、ここも利権の温床だ。ALSOKの警備員数十人が24時間態勢でゲートに張り付き、必要性の感じられない警備業務についている。一体彼らは何から何を守っているのだろうか。
工事車両を身体を張って止める。そして説得。「(米軍の訓練激化で)子どもたちが高江を離れなければならなくなっているんです」「県民のための仕事をして下さい」「お願いです、工事をやめて下さい」―1分でも1秒でもいい、ただ目の前の工事を遅らせたい。未来のために。