12月6日 国策の最前線、琉球セメント安和桟橋より
12月6日、安和桟橋。
夜闇に紛れて琉球セメント安和桟橋に忍び込む防衛局職員。メディアがいないのをいいことに、早朝から座り込む人々を押し倒しながら強引に桟橋内へ突入した。ここは米軍基地でも何でもない、民間の桟橋である。異様な光景だ。
8時過ぎ、防衛局が呼びつけた機動隊約100名が到着。座り込む仲間たちを次々とごぼう抜きし、辺野古ゲート前と同様、歩道脇に設けた仮設檻に閉じ込めていく。
9時以降、座り込む市民は完全に排除され機動隊員が壁を作る。ダンプの搬入が始まる。歩道を封鎖する壁には当然のように防衛局員も加わっているが、どのような法的根拠に基づく行動なのかは不明である。ベルトコンベアが動き、台船への土砂投入が始まる。
カヌーチーム海へ。土砂積載前から台船とタグボートに張り付き、積載が完了した後も午後3時前まで台船の離岸を阻止!陸上からも連帯の声援が送られた。
琉球セメント桟橋からの埋め立て土砂搬出許さない!早朝緊急行動のお知らせ
やります!違法行為をいとわずなりふり構わず辺野古を埋め立てようとする防衛局と日本政府に新基地建設反対の意思表示を。
現地までの地図です↓
大事な大事な注意事項。
”塩川スタイル”(平和運動ガイドライン)
「ケガをしない」
「タイホされない」
「沖縄に生きる人は皆同じ運命、機動隊員にもドライバーさんにも防衛局職員にもフレンドリーに接しよう」
合言葉は「戦争を呼ぶ基地は造らない 造らせない」
塩川港からの搬出を止めよう! 第三回緊急学習会(11/24)
塩川港からの搬出を止めよう!
第三回緊急学習会(11/24)
会場は静かな熱気に包まれていた。
山口順市氏(全日本港湾労働組合沖縄地方本部執行委員長)は、講演冒頭でこう断言した―「辺野古で行われている違法工事の土砂搬出には手を貸さない。事業者としてコンプライアンス違反にかかることだ」と。
どうすれば塩川港からの埋め立て土砂搬出を止められるのか。市民一人ひとりが知恵を絞り行動しなければ…。港湾施設運用のプロである山口氏との質疑応答が続く。
続いて一級土木施工管理技士、奥間政則氏。
数々の土木工事に携わってきた経験から導き出される精緻な分析、そして親しみやすい語り口。
奥間氏「私は土木の知識で国策と闘います!」
力強い言葉に会場が沸く。
参加者135名。
「ふるさとの土を戦争のための基地建設に使わせない」―ただその思いだけ。塩川港からの辺野古埋め立て土砂搬出を何としても止める。その思いを新たに、勝つまで諦めない。
「塩川港からの土砂搬出を許さない!」緊急学習会のお知らせ
今月17日、防衛省は「辺野古埋め立て承認撤回」執行停止を申し立てました。
今後の動きに備え、学習会を開催いたします。
時:10月26日(金)18:30~
於:本部町東区公民館
講師:徳田博人(琉球大学教授)、北上田毅(平和市民連絡会)
玉城デニー ライブ&トークイベントのお知らせ!
いま注目の玉城デニーさんを故郷うるま市にお迎えして、フルバンドでのライブ&トークをお届けします。皆さまぜひぜひ、お誘い合わせの上ご来場下さい!
とき:9月9日(日)16時~
ところ:うるま市地域交流センター
ゲスト:海勢頭豊、知花賢招、ストリートダンスグループ(飛び入り参加募集中!)
主催:市民対話の集い実行委員会
※入場無料です
8.22(水)沖縄県庁にてスタンディング&要請行動
【お知らせ】明日、沖縄県庁にてスタンディング&要請行動を行います。撤回後の遅延損害金をちらつかせる国の恫喝に屈しない!市民の熱量を県庁に直接届け、埋め立て撤回を後押ししましょう!
14:30~ 県民広場にてボードを持ってスタンディング
15:30~ 埋め立て承認撤回要請行動
「あつまれ辺野古」後半最終日
集中抗議行動最終日。朝から土砂投入延期を喜ぶ人々が続々と集まった。
座り込みテントは歌と踊りで湧き上がる。正午過ぎには約320名がテント村に集まり交流を深めた。
翁長知事を追悼する横断幕に、多くのメッセージが寄せられた。
海上では護岸工事なし。
18日をもちまして、ゲート前連続集中行動の全日程が終了。期間中、ゲートから工事車両の搬入はありませんでした。
翁長知事による撤回表明からまだ一か月も経っていません。その間にも沖縄は激動しています。8.4海上大行動、護岸閉め切り、撤回後の聴聞、翁長知事急逝、県民大会(+全世界34か所連帯アクション)、土砂投入延期、8.17海上大行動、怒涛の選挙スケジュールなどなど…。いつか心休まる日が来ることを願っています。