【2月25日】安和桟橋・塩川港連続5日大行動、初日
2月25日。県内外から集まった仲間たちとともに、朝7時から安和と塩川に分かれて抗議行動に取り組みました。
塩川メンバーは粘りに粘り、14時まで土砂ダンプを阻止。しかし安和桟橋から転進してきた機動隊が現場に投入されると状況は一変、平和的に抗議していた私たちは次々に排除されてしまいました。朝から止まっていたダンプがまず4台、続いて鉱山内で待機していたダンプが5、6、7台…と次々に港湾内に土砂を搬入。無念。
土砂ダンプは荷台からはみ出る程に赤土を満載しており、そもそも赤土を埋め立てに利用することは違法であるはずがなぜ今の今でもそのまま放置されているのか訳が分かりません。
また、強行搬入が開始された直後、抗議活動に参加していた男性が背後からガードマンに押され背中から転倒、両肘にけがをするというアクシデントも。普段は「やれ足が当たった、手が当たった」と難癖を付けて市民を簡単に逮捕拘束する県警・機動隊は見て見ぬふり、当のガードマンもどこ吹く風でお咎めなし。圧倒的な力の差の中、それでもめげずに抗議を続けるしかない…。
残念ながら土砂の搬出を許してしまいましたが、安和桟橋、塩川港、そして海上でのカヌーチームの皆さんの踏ん張りによりトータルでは相当な量の搬出を食い止めることはできたはずです。
これを繰り返していくことで確実に工事は遅れ、様々な矛盾が明らかになり、そして世論が動きます。