6月10日 琉球セメント安和桟橋
辺野古埋め立て用の土砂が搬出されている琉球セメント安和桟橋。 本日は市民による安全運転抗議活動、通称「GoGoドライブ」が取り組まれました。 が、市民の抗議など「どこ吹く風」とばかりにどんどん構内に運びこまれ、ストックされる赤土!
6/8 タカラ鉄美&仲村みお合同街宣@名護
夏の参議院議員選挙、二人の予定候補者が護憲、平和、辺野古新基地建設阻止に対する思いを熱く訴えました。
高良さん「辺野古の海を守ることは憲法を守ることです。そしてオスプレイ1機200億円。これを子どもの貧困対策や奨学金、福祉に回せば何ができるでしょうか」
仲村みおさん「放射能被害に苦しむ福島の方々の声を聞きました。沖縄の声と重なります。沖縄と福島、寄り添うことができます」
6/3 琉球セメント安和桟橋、流れる赤土
9時過ぎからの豪雨で流れ出した赤土が海を真っ赤に染めた。安和桟橋敷地内にも濁った水が30センチ程の深さで溜まっていた。土砂運搬船から赤土があふれ出ているとの情報も。
小雨になると搬入は再開され、ダンプは粘土の様な赤土を運んでいた。埋め立てに赤土を使うのは赤土条例違反、違法行為である。なぜ止められないのか。悔しい。
相変わらず、強引に入ろうとするダンプが進行妨害違反を繰り返している。一時豪雨となり、搬入を中断し引き返すダンプが右折レーンから車線を跨ぎ左折する場面もみられた。
30台以上のダンプが列をなし1車線を塞いでいる。後方での追突事故防止の為の警備誘導もされていない。通常の公共工事では考えられないことだ。
不屈。豪雨の日も、太陽が道路を焦がす夏も、ずっと座り込んできた。どうやったら止められるのでしょうか。
【6/1 辺野古】ゲート前県民集会
ゲート前に900人の人々が集まった。国会議員から県会議員、市町村議員たちもいっしょに基地のゲート前に座り込む、スピーチをする、歌をうたう、自作のバナーで表現する。
憲法学者でオール沖縄共同代表のタカラ鉄美さん。「憲法にある国民主権というのは、うまんちゅが主役なんです。みなさんの姿こそが、日本国憲法が望んできた国民の姿そのものなのです」
衆議院議員になった屋良朝博さんのスピーチも熱かった。「沖縄の地下水が汚染されています。嘉手納基地、普天間基地周辺から、異常な濃度の有機化合物が検出され、放置されてきました」「日本は、国土の環境を保全する気概がほんとにあるんですか?」「基地で働いてる人にも日本の労働法が適用されるようにする。地位協定は抜本的に変えていく。ひとつひとつ主権を取り戻していくんです!」
海上行動のメンバー、沖縄の青年がマイクを握った。
「いま造っているK8護岸、ルリススズメダイやイソギンチャク、クマノミもいたところなのにそこにも石を投入してるんです。もういてもたってもいられなくて、カヌーでフロートを越えていくんです」
「フロートを越えても99%海保に止められます。でも話しかけることができます。仕事だからしょうがないね、気持ちは海を守りたいでしょう、だから基地建設反対の候補者に投票しようね、って。」
「海上作業員にも呼びかけてます。よんなーわざしみそーりよー(ゆっくり作業してよ)って」
智慧と行動で工事を止める
本日の辺野古、キャンプ・シュワブ。
完全遵法の安全運転ドライブ抗議行動、通称「GoGoドライブ」の効果もあり、9:30搬入のダンプ65台のうち、2度目(12:30)の搬入に来たのは14台。65 - 14 = 51台減、という結果に。
智慧を絞り行動を起こすことで、海を殺す土砂を確実に減らすことができる。
タカラ鉄美「憲法と沖縄」講演会のお知らせ
7月参院選出馬予定の高良鉄美(タカラてつみ)さんを名護にお迎えし、お話を伺います。
沖縄への基地集中、そして知事選や県民投票で示された民意を顧みない新基地建設強行。これは日本国憲法に明記された「基本的人権の尊重」「平和主義」「民主主義」「地方自治」の原理を侵害するものです。復帰前から現在までの沖縄と憲法の歴史を振り返りつつ、憲法学者ならではの分かりやすいそして鋭い指摘を期待しています。
~タカラ鉄美 講演の集い「憲法と沖縄」~
〇6月16日(日)午後4時~6時
〇名護市港区公民館
〇入場無料
〇ゲスト:屋良朝博(ヤラともひろ・衆議院議員)
〇主催:タカラ鉄美講演の集い実行委員会
5月24日 塩川港・辺野古埋め立て土砂搬出への抗議
先日(21日)の搬出強行時における申請区域外の封鎖行為や過剰警備について県港湾課長が謝罪、北部土木事務所から厳重注意を受けた防衛局。そんなことすら意に介さず、またもや警備員を大量動員し搬出を強行した。
前回と同様、警備員や防衛局職員がネットを持ち抗議する市民を排除。まるで動物を追い込むかのようにネットで囲い込む警備員も(警備業法違反の可能性がある)。防衛局員も時に手を貸し黙認する。県の指導や注意などどこ吹く風と言わんばかり。
現場では早朝から駆け付けた約30名の市民が身体を張って抵抗を継続。背丈の倍ほどもある巨大なダンプカーに立ち向かい、違法な工事に加担しないよう説得した。台船に積み込まれた土砂は前回の181台より少ない166台分となった。
防衛局による港湾の独占的使用により他の工事のための港の使用に大きな支障が出ている。現に、他のバースの石材運搬船に運び込むダンプが長時間にわたって立ち往生するなどの実害も。
公共の港湾を防衛局が占拠するような状況が常態化するとすれば大きな問題だ。一か月ごとに更新される使用申請の不許可などを県や町に求めていくことも検討しなければならない。