塩川港からの搬出を止めよう! 第三回緊急学習会(11/24)
塩川港からの搬出を止めよう!
第三回緊急学習会(11/24)
会場は静かな熱気に包まれていた。
山口順市氏(全日本港湾労働組合沖縄地方本部執行委員長)は、講演冒頭でこう断言した―「辺野古で行われている違法工事の土砂搬出には手を貸さない。事業者としてコンプライアンス違反にかかることだ」と。
どうすれば塩川港からの埋め立て土砂搬出を止められるのか。市民一人ひとりが知恵を絞り行動しなければ…。港湾施設運用のプロである山口氏との質疑応答が続く。
続いて一級土木施工管理技士、奥間政則氏。
数々の土木工事に携わってきた経験から導き出される精緻な分析、そして親しみやすい語り口。
奥間氏「私は土木の知識で国策と闘います!」
力強い言葉に会場が沸く。
参加者135名。
「ふるさとの土を戦争のための基地建設に使わせない」―ただその思いだけ。塩川港からの辺野古埋め立て土砂搬出を何としても止める。その思いを新たに、勝つまで諦めない。
「塩川港からの土砂搬出を許さない!」緊急学習会のお知らせ
今月17日、防衛省は「辺野古埋め立て承認撤回」執行停止を申し立てました。
今後の動きに備え、学習会を開催いたします。
時:10月26日(金)18:30~
於:本部町東区公民館
講師:徳田博人(琉球大学教授)、北上田毅(平和市民連絡会)
玉城デニー ライブ&トークイベントのお知らせ!
いま注目の玉城デニーさんを故郷うるま市にお迎えして、フルバンドでのライブ&トークをお届けします。皆さまぜひぜひ、お誘い合わせの上ご来場下さい!
とき:9月9日(日)16時~
ところ:うるま市地域交流センター
ゲスト:海勢頭豊、知花賢招、ストリートダンスグループ(飛び入り参加募集中!)
主催:市民対話の集い実行委員会
※入場無料です
8.22(水)沖縄県庁にてスタンディング&要請行動
【お知らせ】明日、沖縄県庁にてスタンディング&要請行動を行います。撤回後の遅延損害金をちらつかせる国の恫喝に屈しない!市民の熱量を県庁に直接届け、埋め立て撤回を後押ししましょう!
14:30~ 県民広場にてボードを持ってスタンディング
15:30~ 埋め立て承認撤回要請行動
「あつまれ辺野古」後半最終日
集中抗議行動最終日。朝から土砂投入延期を喜ぶ人々が続々と集まった。
座り込みテントは歌と踊りで湧き上がる。正午過ぎには約320名がテント村に集まり交流を深めた。
翁長知事を追悼する横断幕に、多くのメッセージが寄せられた。
海上では護岸工事なし。
18日をもちまして、ゲート前連続集中行動の全日程が終了。期間中、ゲートから工事車両の搬入はありませんでした。
翁長知事による撤回表明からまだ一か月も経っていません。その間にも沖縄は激動しています。8.4海上大行動、護岸閉め切り、撤回後の聴聞、翁長知事急逝、県民大会(+全世界34か所連帯アクション)、土砂投入延期、8.17海上大行動、怒涛の選挙スケジュールなどなど…。いつか心休まる日が来ることを願っています。
「あつまれ辺野古」後半2日目
アメリカの公民権運動のリーダー、キング牧師の有名な言葉です。スピーチはこう続きます。
「いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちと、かつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である」と。
翁長知事にも夢がありました。
街頭のスピーチで、記者会見で、あるいは裁判所の意見陳述で、何度も語っています。
「私たちには、うやふぁーふじ(先祖)から受け継いできた、自然、歴史、伝統、文化、あるいは万国津梁の精神がある」
「沖縄は、日本とアジアの懸け橋になる」
「今やっと沖縄が飛び立とうとしている」と。
あなたの夢を、言葉や絵にして、この横断幕に書いてください。
今、手渡したい沖縄の風景を、書いてください。
私たちが、なぜ基地建設に反対するのか、思いを込めて。
ゲート前にて寄せ書き横断幕を作成しました。全体像は後日公開いたします!
「あつまれ辺野古」後半1日目
朝から200人余がゲート前にあふれた。翁長知事の死去後、強行に工事を進めるのは知事選にマイナス効果になるとみてか、資材搬入の車両はなし。国は県知事選のことしか頭にないようだ。しかし海上では護岸を固める工事が着々と進められている模様。
翁長知事への哀悼と、遺志を引き継ぎがんばろうというスピーチが続く。ゲート前の人気歌手、川口真由美さんもギターをもって登場。「わたしたちは諦めない、諦めない…」と熱唱。
カリフォルニア大学の学生ら17人が座り込みをしている市民たちを取材。「米国人は沖縄に基地を押し付けていることを知らない。米軍基地が沖縄に与える影響について積極的に考えたい」「もし日本が米国に基地を造るとなったら米国人は激怒するではないか」と。